高放熱材料の基盤技術と最新開発動向 ~TIM設計・ギャップフィラー・グリース・クレイ状材料・高熱伝導シートの実践技術~
★2026年9月28日WEBでオンライン開講。株式会社ザズーデザイン 柴田 博一 氏、信越化学工業株式会社 香取 海斗 氏、NOK株式会社 大塚 雅也 氏、古河電工パワーシステムズ株式会社 野村 伸吾 氏の4名が、 高放熱材料の基盤技術と最新開発動向~TIM設計・ギャップフィラー・グリース・クレイ状材料・高熱伝導シートの実践技術~ について解説する講座です。
■本講座の注目ポイント
電子機器の発熱課題に対し、TIMや放熱材料の基礎と選定指針を体系的に解説する講座です。前半では熱抵抗・熱移動など熱マネジメントの基礎を整理し、後半でTIM選定への応用や実装例を提示します。シリコーン系放熱材料の特性・指標・高性能化手法、ギャップフィラーやグリース、放熱シートの特徴も紹介し、さらには設計現場から寄せられた要望に基づくTIM開発動向や設計思想、材料への要求事項を総合的に解説します。
- 第1部 株式会社ザズーデザイン 代表取締役 工学博士 柴田 博一 氏
- 第2部 信越化学工業株式会社 シリコーン電子材料技術研究所 第二部 TIM開発室 香取 海斗 氏
- 第3部 NOK株式会社 Sealing Solution, Sealing Tech. Admin. 主幹 大塚 雅也 氏
- 第4部 古河電工パワーシステムズ株式会社 技術開発本部 エフコ開発課 課長 野村 伸吾 氏
【1名の場合】66,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、22,000円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき22,000円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は22,000円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
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【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★電子機器の発熱課題に対し、TIMや放熱材料の基礎と選定指針を体系的に解説する講座です。前半では熱抵抗・熱移動など熱マネジメントの基礎を整理し、後半でTIM選定への応用や実装例を提示します。シリコーン系放熱材料の特性・指標・高性能化手法、ギャップフィラーやグリース、放熱シートの特徴も紹介し、さらには設計現場から寄せられた要望に基づくTIM開発動向や設計思想、材料への要求事項を総合的に解説します。
■注目ポイント
★熱移動・熱抵抗に基づく放熱設計の基礎理解について学習できる!
★TIM・放熱材料の特性について学習できる!
★設計要求に応じた最適材料選定と用途展開について学習できる!
★シリコーン放熱材料の特性について学習できる!
★クレイ(粘土)状熱伝導材料の特徴、使用例について学習できる!
★VOCから得られる技術動向について学習できる!
★TIM材料に求められる開発要件について学習できる!
【第1講】 TIM・ギャップフィラーの基礎と熱抵抗設計
【時間】 13:00-14:15
【講師】株式会社ザズーデザイン 代表取締役 工学博士 柴田 博一 氏
【講演主旨】
現在マーケットには多種多様なTIM (Thermal Interface Material) が商品化されているが、個々の特性を十分に理解し、担当する商品に最適なTIM製品を選定することはなかなか難しい。本セミナーでは、TIMの特性を理解する上で必要となる熱抵抗や熱移動に関するベーシックな知識を前半でしっかり解説し、後半ではそのような考え方がTIMを適切に選定する際に、どのように役に立つかを詳しく説明する予定である。実際の製品における使用例も併せて紹介する。
【プログラム】
1.熱設計に必要となる基礎知識と実務への展開
1.熱設計に必要な3つの熱移動形態
2.熱伝導(個体間の熱移動)
3.熱抵抗の定義と実用上の注意点
4.拡がり熱抵抗
5.接触熱抵抗
2.TIMの基本特性と最適な選択のための理論と手法
1.TIMの構成要素とそれぞれの役割
2.フィラーの特性
3.バインダーの特性
4.TIMの熱的特性
5.TIMの機械的特性
6.最適なTIMの選定基準
3.商品における実際の使用例
1.スマートフォン
2.ノートPC
3.グラフィックボード
4.データセンター
5.車載用バッテリー
【キーワード】
熱設計、熱伝導、熱伝導シート、グリス、ギャップフィラー、液体金属、スマートフォン、グラフィックボード、データセンター、車載バッテリー
【講演の最大のPRポイント】
本セミナー受講後は、各種TIM (Thermal Interface Material) を、単純にその熱伝導率だけでなく、熱的特性、機械的特性の両面から評価し、最適なスペックの商品を選定できるようになることを目標とする。
【習得できる知識】
• 熱移動に関する基礎知識
• 熱抵抗を基準に考える放熱設計
• 各種TIMの熱的特性および機械的特性
• 最適なTIMの選定手法
【第2講】 放熱用グリースの特徴、放熱材料の高性能化アプローチほか、シリコーン放熱材料の技術開発動向
【時間】 14:25-15:40
【講師】信越化学工業株式会社 シリコーン電子材料技術研究所 第二部 TIM開発室 香取 海斗 氏
【講演主旨】
電子機器は電流の供給により動作するが、その内部に実装された電子部品は動作に伴って熱を発生する。発熱により電子部品が高温状態となると電子部品の性能低下や信頼性低下が懸念されるため、熱を外部へ効率的に逃がす放熱設計・放熱材料が不可欠である。当社では、耐熱性・耐候性・耐寒性・柔軟性などの特徴を有するシリコーンをベースに用いた放熱材料を開発している。本講座ではシリコーンの特性や放熱特性の指標について解説するとともに、高性能化へのアプローチ方法を取り上げる。さらに、当社が展開する高性能製品であるギャップフィラー、放熱グリース、放熱シートなどを紹介する。
【プログラム】
1.シリコーン放熱材料の概要
1.1.放熱材料の役割
1.2.放熱特性の指標
1.3.シリコーンの特性
2.シリコーン放熱材料の高性能化アプローチ
2.1.高熱伝導率化
2.2.接触熱抵抗の低減
3.シリコーン放熱材料の技術・開発動向
3.1.液状放熱材料の紹介
3.2.加工品の紹介
質疑応答
【キーワード】
放熱材料、シリコーン放熱材料、ギャップフィラー、放熱グリース、放熱シート
【講演の最大のPRポイント】
本講演では放熱材料について全般的な事柄に触れつつ高性能化アプローチについての説明も行うことから、基礎~応用までの幅広い知識が得られると考える。
【習得できる知識】
放熱材料の役割、熱伝導の仕組み、シリコーン放熱材料の特性、放熱材料の様々な形態とそのメリット
【第3講】 複雑な相手形状にも追随。高い放熱性・絶縁性・耐熱性・リワーク性を兼ね備えたクレイ (粘土) 状熱伝導材料「QLEASE」シリーズの特性と応用
【時間】 15:50-16:50
【講師】NOK株式会社 Sealing Solution, Sealing Tech. Admin. 主幹 大塚 雅也 氏
【講演主旨】
温度制御や熱マネジメントに必要な熱伝導材料にはさまざまな特性・形状の製品が上市されている。ここでは、複雑な相手形状にも追随できるクレイ(粘土)状熱伝導材料の特性やその応用について解説する。なお、本講座では、熱伝導材料の配合や化学構造には触れず、熱伝導材料を使用される設計者/技術者向けの構成としている。
【プログラム】
1.熱伝導材料概要
1.1 各種熱伝導材料の特徴と用途
1.2 熱伝導材料の課題
2.クレイ(粘土)状熱伝導材料
2.1 クレイ(粘土)状熱伝導材料の特徴
2.2 クレイ(粘土)状熱伝導材料の使用例
2.3 「QLEASE」クレイタイプについて
質疑応答
【キーワード】
TIM(Thermal Interface Material)、熱伝導材料、放熱部材
【講演の最大のPRポイント】
上市されている各種TIM(Thermal Interface Material)の特徴の理解と放熱に関するキーポイントを学ぶ。特に、熱伝導率の大きさだけでないTIM材の選定方法を習得できる。
【習得できる知識】
・熱伝導材料の役割
・熱伝導の仕組みと熱抵抗の基礎知識
・最適な熱伝導材料の選定の考え方
【第4講】 高熱伝導放熱シート(TMシート)の開発動向と課題
【時間】 17:00-17:30
【講師】古河電工パワーシステムズ株式会社 技術開発本部 エフコ開発課 課長 野村 伸吾 氏
【講演主旨】
一見平滑に見えるICチップなどの発熱体や、ヒートシンクなどの放熱部材もミクロにみると微小な凹凸が存在する。この微小な凹凸部に入り込む空気は断熱性が高いため、発熱体から放熱部材へのスムーズな熱の移動を阻害する要因となる。この微小な凹凸を、空気よりも熱伝導性の高い素材で埋めるためにTIM(Thermal Interface Material)が存在する。
本セミナーではユーザーから実際に集めた要望事項からTIMの開発動向を示す。また、基本的なTIMの設計思想を解説しながら、ユーザーの要望を満たすための技術的な課題を示し、TIMに用いられる材料に対する要望事項を解説する。
【プログラム】
1.導入
1-1 古河電工パワーシステムズ 会社概要
1-2 電線接続部材メーカーが放熱シートを開発した背景
2.TIM(Thermal Interface Material)とは
2-1 TIMの役割
2-2 TIMの種類
3.古河電工パワーシステムズ製TIM TMシート🄬
3-1 TMシート🄬の特徴
3-2 TMシートが活躍する業界
4.TMシートの開発動向と課題
4-1 顧客の要望と変化
4-2 基本的な熱伝導の概念
4-3 基礎特性の向上に関する課題
4-4 暗黙要求事項とのトレードオフに関する課題
5.まとめと質疑応答
【キーワード】
TIM、放熱、放熱シート、ゴム、熱伝導、TIM設計
【講演の最大のPRポイント】
ユーザーのVOC(Voice Of Customer)から得られたTIM(Thermal Interface Material)に対する要望と、それをベースとした開発動向及び技術的な課題を解説する。ゴム状TIMに用いられる材料への要求事項を理解することができる。
【習得できる知識】
・基本的なTIMの役割と種類
・TIM材料の設計思想
・VOCから得られる技術動向
・TIM材料に求められる開発要件