カーボンナノチューブの分散技術および機械学習・自動実験の活用における研究開発動向
★2026年5月29日WEBでオンライン開講。産業技術総合研究所 神徳氏が、【カーボンナノチューブの分散技術および機械学習・自動実験の活用における研究開発動向】について解説する講座です。
■注目ポイント
★CNTを「分散液」という中間状態から体系的に整理し、調製・評価の勘所に加えて、機械学習と自動実験で分散設計を高速化する最新事例までを体系的に紹介!
- 産業技術総合研究所 ナノカーボン材料研究部門 神徳 啓邦 氏
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたしますので、しばらくお待ちください。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについては、別途メールでご案内いたします。基本的には、事前配布資料はマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【本セミナーの主題および状況・本講座の注目ポイント】
■本セミナーの主題および状況
★カーボンナノチューブ(CNT)は炭素原子のみで構成された筒状の物質で、鋼の20倍の強度、銅の10倍の熱伝導性、アルミの半分の密度、シリコンの10倍の電子移動度を持つと言われています。
★カーボンナノチューブ(CNT)は優れた機械的・電気的特性を有し、エレクトロニクス、エネルギー、複合材料など幅広い分野での応用が期待されています。(講師より)
★本講演では、CNTの基本特性と利点を説明した上で、薄膜・繊維・複合材料などの部材化において重要な中間状態である「分散液」に焦点を当てます。(講師より)
■注目ポイント
★分散液の調製方法、求められる特性、評価手法を整理し、関連技術を解説!
★AI・機械学習やロボットを活用した実験自動化など近年の研究開発動向とCNT研究への適用事例を分散液を中心に紹介!
★CNT分散液を起点としてCNT利活用に向けた技術開発の着想をご提供!
講座担当:牛田孝平
≪こちらの講座は、WEB上での開催のオンライン講座になります≫
【時間】 13:00-17:00
【講師】産業技術総合研究所 ナノカーボン材料研究部門 神徳 啓邦 氏
【講演主旨】
カーボンナノチューブ(CNT)は優れた機械的・電気的特性を有し、エレクトロニクス、エネルギー、複合材料など幅広い分野での応用が期待されています。本講演では、CNTの基本特性と利点を説明した上で、薄膜・繊維・複合材料などの部材化において重要な中間状態である「分散液」に焦点を当てます。分散液の調製方法、求められる特性、評価手法を整理し、関連技術を解説します。さらに、AI・機械学習やロボットを活用した実験自動化など、近年の研究開発動向とCNT研究への適用事例を、分散液を中心に紹介します。本講演は、CNT分散液を起点として、CNT利活用に向けた技術開発の着想を提供することを目的とします。
【プログラム】
1.カーボンナノチューブの基礎
1-1 CNTとは
1-2 構造・種類と代表物性
1-3 合成法とその特徴
1-4 応用事例
2.材料開発における機械学習の基礎
2-1 機械学習の基本概念(回帰・分類・特徴量など)
2-2 材料・プロセスデータの扱い
2-3 材料分野での活用事例紹介
3.CNT分散液(基礎から評価まで)
3-1 分散の基礎(凝集、相互作用、安定化メカニズム)
3-2 溶媒・分散剤の役割と設計指針
3-3 分散プロセス
3-4 評価法
4.CNT×機械学習・自動実験:分散液を中心とした研究開発事例
4-1 CNT分散液の予測・最適化
4-2 CNT分散以外の活用事例
4-3 自動実験・ロボティクス
【質疑応答】
【キーワード】
カーボンナノチューブ, 分散液・スラリー,機械学習,自動実験
【講演のポイント】
CNTを「分散液」という中間状態から体系的に整理し、調製・評価の勘所に加えて、機械学習と自動実験で分散設計を高速化する最新事例までを体系的に紹介します。
【習得できる知識】
・カーボンナノチューブの基礎知識
・カーボンナノチューブ等の材料分野における機械学習活用の知識
・カーボンナノチューブ分散液の作製・評価に関する基礎・応用知識
・機械学習やロボット実験を活用したカーボンナノチューブの研究開発に関する最新動向