次世代自動車に求められるSDV・サイバーセキュリティリスクとソリューションアプローチ
★2025年10月29日開講。【IAV株式会社・アドバイザー:岡氏】に、次世代自動車に求められるサイバーセキュリティについて、国際規格からサイバーリスク、セキュリティ対策について解説いただきます。
■本講座の注目ポイント
講演日以降でもアーカイブ視聴可能です。
当講座では、「サイバーリスクから“守れる車両設計」を実現するための、SDV・ADAS時代に対応するソリューションを提示します。現代の自動車はソフトウェア定義型(SDV)へと進化し、外部ネットワークとの接続性が高まる一方でサイバーリスクも急増しています。セキュリティの規格から脅威と対策方法について解説します。
- IAV株式会社 グローバル テクニカル&サイバーセキュリティ アドバイザー 岡 デニス 健五 氏
●1名様 :49,500円(税込、資料作成費用を含む)
●2名様以上:16,500円(お一人につき)
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません
定員:30名
※ お申し込み後、受講票と請求書のURLが自動で返信されます。基本的にはこちらで受付完了です。開催前日16:00までに再度最終のご連絡をいたします。請求書と受講票は郵送ではないため必ずダウンロードください。また、同時に送られるWEBセミナー利用規約・マニュアルを必ずご確認ください。
※ セミナー前日夕方16:00までにWEB会議のURL、事前配布資料のパスワードについて、別途メールでご案内いたします。基本的にはマイページからのダウンロードの流れとなります。なお、事前配布資料については、講師側の作成完了次第のお知らせになりますので、この点、ご理解のほどお願い申し上げます。
※ 請求書の宛名の「株式会社」や「(株)」の「会社名の表記」は、お客様の入力通りになりますので、ご希望の表記で入力をお願いします。
※ お支払いは銀行振込、クレジット決済も可能です。銀行振込でお支払いの場合、開催月の翌月末までにお支払いください。お支払いの際は、社名の前に請求書番号をご入力ください。
※ 領収書のご要望があれば、お申込み時、領収書要にチェックを入れてください。
※ 2名以上でお申し込みをされた場合は、受講票と請求書を代表者様にご連絡します。
※ 当講座では、同一部署の申込者様からのご紹介があれば、何名でもお1人につき16,500円で追加申し込みいただけます (申込者様は正規料金、お2人目以降は16,500円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取りまとめいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者様のお名前を備考欄にお書きくださいますようお願いいたします。
※ なお、ご参加手続きの際、自宅住所やフリーアドレス、個人携帯番号のみで登録された場合は、ご所属確認をさせいただくことがございます。
【時間】 10:30-17:30
【講師】IAV株式会社 グローバル テクニカル&サイバーセキュリティ アドバイザー 岡 デニス 健五 氏
【講演主旨】
現代の自動車は1億行を超えるソフトウェアで動いており、コネクテッドカーやEV、自動運転、SDV (software-defined vehicle)などにより新しい機能が次々と搭載されています。その一方で、車は外部ネットワークやアプリとつながることで攻撃の入口が増え、サイバーリスクも拡大しています。
本講座では、自動車業界に求められる最新の規格や法規制、実際に起きている脅威と攻撃事例をわかりやすく紹介し、どのような対策が必要かを学びます。
【講演のポイント】
本講座は以下のような方々に最適です
①SDV、ADAS、自動運転、コネクテッドカー、EVの開発やセキュリティに関わる方
②OSSのコンプライアンスや脆弱性管理に課題を抱えている方
③OEMやサプライヤーの開発チーム、セキュリティチーム、コンプライアンスチーム、マネージャー等
【習得できる知識】
①自動車業界におけるセキュリティの世界トレンド (法規制、規格、脅威、攻撃の事例)
②コネクテッドカー・EV・自動運転・SDVに関する脅威と対策方法
③組織のサイバーセキュリティ対策
【講演キーワード】
サイバーセキュリティ、SDV、コネクテッドカー、サイバー脅威・攻撃事例、CRA、PQC
【プログラム】
1.車業界の現状の概要:サイバーセキュリティ
(1)セキュリティの規格・ガイドラインの解説
a. ISO/SAE 21434
b, UNECE WP.29
c. Automotive SPICE for Cybersecurity
d. ISO 5230
e. NHTSA
(2) 開発プロセスへの影響
(3) セキュリティソリューションの概要
2.オートモーティブ業界の最新の脅威と攻撃
(1) 最新の脅威と攻撃の概要
(2) 攻撃事例の解析
3. コネクテッドカー・EVに対する脅威・リスクと対策方法
(1) コネクテッドカー・EVに対する脅威と対策方法
a.Wi-Fi
b.Bluetooth
c.Charging ポート
(2) コネクテッドプラットフォームに対する脅威と対策方法
a.バックエンド
b.モバイルアプリ
c.Charging ステーション
4.自動運転(AD/ADAS)に対する脅威・リスクと対策方法
(1) 脅威・リスクの概要
(2) 攻撃事例の解析
(3) 上記攻撃に対する対策
5.Software defined vehicleとAIにおけるサイバーセキュリティ
(1) オートモーティブシステムの変化
(2) AIによる自動車業界の変革
(3) AIとサイバーセキュリティ
6.セキュアなエンド・ツー・エンド オートモーティブIoT
(1) オートモーティブIoTのユースケース
(2) 車載側のアーキテクチャ
(3) クラウド側のアーキテクチャ
(4) サイバーセキュリティの懸念事項
7.サイバーセキュリティに関連するEU法規制の最新動向
(1) CRA:欧州サイバーレジリエンス法
a.概要
b.要件の解説
c.UN R155との比較
(2) NIS 2
a.概要
b.要件の解説
c.車業界への影響
8.ISO/SAE 21434の導入:サイバーセキュリティの課題と機能安全との連携
(1) ISO/SAE 21434の導入における実際の課題
(2) サイバーセキュリティと機能安全との連携
9.組織のサイバーセキュリティ対策
(1) リスク管理プロセス
(2) VSOC(車両セキュリティオペレーションセンター)と脆弱性管理
(3) OSPO(オープンソースプログラムオフィス)の設立と管理
10.将来の攻撃への備え方
(1) 将来のサイバーセキュリティリスク
(2) 暗号の敏捷性:PQC
(3) ファームウェア・セキュリティ・モジュール
【質疑応答】
※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの備考欄に『当日以外のアーカイブ視聴希望』をご記入ください